アメリカで出産体験記|もし帝王切開になったら?緊急手術のリアルな流れと入院生活

はいさーい!

みなさん、こんにちは。

沖縄出身、アメリカ在住のちーなです。

子育てをしながら、日々の生活を楽しんでいます。

「アメリカでの出産、楽しみだけど不安もいっぱい……」 そんな思いで、日々出産準備を進めている方も多いのではないでしょうか。

アメリカでは無痛分娩が主流で、産後2〜3日でスピード退院といった話はよく耳にしますよね。

しかし、出産は何が起こるか分かりません。私自身、無痛分娩で産む気満々だったにもかかわらず、事態は急変。心の準備もできないまま、あっという間に緊急帝王切開で出産することになりました。

この記事では、私が実際にアメリカで経験した緊急帝王切開のリアルな流れから、驚きのアメリカ流・入院生活までをまとめました。

目次

アメリカで緊急帝王切開になった経緯

アメリカでの第一子出産。私は無痛分娩を希望していてそうなると思っていました。

陣痛の間隔が5分おきになり、病院へ到着。 子宮口が全開になるのを待ちながら、モニターに映る陣痛の波を眺めていました。

人工的に破水をさせ、「やっと会える!」というワクワクで胸がいっぱいだったのを覚えています。

ところが、そろそろプッシュを始めようという時に病室の空気が一変しました。

バタバタと複数のドクターやナースが部屋に入ってきて、モニターを凝視しながら慌ただしく動き始めたのです。 「え?何が起きたの?」と不安になる私をよそに、部屋はどんどん騒がしくなり、さっきまでとは違う雰囲気になりました。

そこで医師から告げられたのは、予想していなかった緊急帝王切開(Emergency C-section)の宣告でした。

原因は、赤ちゃんの心拍低下。このままプッシュすると危険だという判断されたのです。パニックになってる私に、手術の説明が行われ、同意書へのサインを求められました。もう何がなんだか分からない状況で頭は真っ白。

「あと1回、心拍が下がったら帝王切開になります」と言われ、「きっと大丈夫だよね」と祈るような気持ちでモニターを見守っていましたが、再び心拍が下がったその瞬間でした。

「OK, we’re going!(行くわよ!)」

医師の合図とともに、私のベッドのロックが外されました。心の準備をする間もなく、ドラマのワンシーンのようにベッドごと手術室へと運ばれていったのです。

アメリカで帝王切開の立ち会い

アメリカでは、帝王切開でも家族が手術室に立ち会えるのが一般的です。

私が手術室へ運ばれていく中、ナースが旦那に「あなたも一緒に手術室に入りますか?」と問いかけました。当然、夫が来て立ち会いしてくれるものだと思っていたのですが、返ってきたのは衝撃の一言でした。

「以前、帝王切開の立ち会いで倒れたことがあるので、僕は行けないです」

「はっ?!今なんて言った…?」 と、聞き逃せない衝撃の言葉でしたが、そんなことよりも「赤ちゃんにもしものことがあったら…」という不安の方が大きく何も言わないまま手術室へ。

(※ちなみに旦那が言っていた帝王切開の立ち会いは、動物病院で働いていた時に立ち会った猫の帝王切開手術のことでした。ややこしい。笑)

結果、旦那は立ち会いせず、赤ちゃんの心拍低下を心配して駆けつけてくれた旦那の友達の奥さんが「私が付き添います」と言ってくれて、立ち会ってくれる事になりました。

今、思えば少し変な状況ですが英語が飛び交う緊迫した空気の中、知っている人がそばにいてくれたことは大きな安心に繋がりました。

帝王切開は下半身麻酔なので、意識ははっきりとしています。視界はカバーで仕切られ手術の様子は見えませんでしたが、付き添ってくれた彼女の「産まれたよ!」という声と同時に、元気な産声が響き渡りました。

手術室に入ってから、わずか10分ほどで誕生しました。その早さに驚きましたが、泣いている我が子と対面した瞬間、「無事に産まれてきてくれて、本当に良かった…」と、心の底から安堵したのを今でも鮮明に覚えています。

アメリカで体験した帝王切開後の寒気

病室に戻り、産まれてから4時間後にようやく初めて我が子を抱くことができました。

しかし、体はむくみでパンパン、目は開けようとしても開かない半目の状態。動くことも出来ず、ベットの上からただただ我が子の寝ている姿を見つめていました。

麻酔が切れ始めた頃に異変が起きました。 急激な寒気に襲われ、体がガタガタと震え始め、歯のガチガチと止まなくなる凍える寒さで震えが止まらなかったんです。

ナースにブランケットを頼んで持ってきてもらいましたが…ブランケットを5枚重ねてもらっても全く温まらず、体の震えが止まらなくて恐怖を感じる寒気でした。

アメリカの育児情報サイトBabyCenterによると、この震えは産後の急激なホルモン変化や麻酔の影響によるもので、一般的な生理現象だそうです。20〜30分で収まると書いてありますが、私はあの時間がとんでもなく長く感じました。

もし帝王切開を予定してる方がいたら、温かいブランケットや電気毛布があれば助かるかもしれません。

アメリカで帝王切開後のスパルタな入院生活

前日の夕方に帝王切開を受けた翌日。

ナースがやって来て「 さあ、尿道カテーテルを抜いて歩く練習をしましょう!」と言われて、思わず「え、嘘でしょ、お腹を切ったばかりなのに…」とすごく戸惑いました。

言われるがままナースに支えられながらベットから降り、痛みと戦いながらそーっと最初の一歩を踏み出してゆっくり歩いてトイレへ。

次は、トイレの便座に座るという恐怖の瞬間。傷口の痛みとの戦いで、冷や汗もんでした。

アメリカでは、血栓を防ぎ回復を早めるために、術後とにかく早く動くことが徹底されています。手術の翌朝には自分の足で歩くのが当たり前という容赦ないスパルタぶりには、大きな衝撃を受けました。

さらにナースから「順調だね。今日、退院しましょうか!」との言葉。何を基準に順調と言ってるのでしょうか。。

さすがに早過ぎると思い、頼み込んで1日延ばしてもらい入院3日目の朝にチャイルドシートのチェック(アメリカではこれが通らないと退院できません)を終え、おぼつかない足取りで病院を出て家に帰りました。

まとめ

初めてのアメリカでの出産は、予期せぬ緊急帝王切開となりました。

突然の出来事で、異国の地で言葉や文化の壁を感じる中で不安や戸惑いを感じましたが、無事に我が子が産まれてきてくれたことに、心からの感謝でいっぱいです。

出産のカタチは人それぞれですが、元気に産まれてきてくれること以上の喜びはありません。

支えてくれたすべての人と、産まれてきてくれた赤ちゃんに、心から「ありがとう」と伝えたいです。

最後まで読んでくれて、ありがとうございます!!!

これからも、ちなぐくるをよろしくお願いします。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アメリカで暮らす、うちなーんちゅ。
三姉妹を育てながら、平凡だけど楽しく過ごしています。このブログでは、アメリカでの生活を通じて感じたことや、子育てについて綴っています。

目次